暇記

カキーン

関ジャニ'sエイターテインメント「ジャム」ツアーについて綴る。の続きを綴る。

前回の続き。


【JAM LADY】
これからも私達はこの曲のイントロを聞くたびに、あのゴンドラから7人が降りてきた瞬間の高揚感を思い出すのだろう。
そしてやはり大倉担の端くれとして、大倉くんがまるちゃんの囁きを最初から最後まで邪魔し切ったことについては心からの謝罪をしないといけないと思ってはいるけどそれにしても「跨るオレに」のスケベ具合はやばかったね!オレ=まるちゃんが跨るんじゃなくて跨られる方なんだね、そっかそっか!!(※作詞したのは安田くんです
個人的には、オゲレツ連呼させられてる錦戸さんがまったく噛んだり間違えたりせずあの箇所をサラっと歌っていたのが結構すごいなと思った。
あと、周囲が艶かしく客を煽ったり挑発する中一人動じず腕組みしてたヒナちゃんが一周回ってエロかったことと、ヨコの「はーい」の謎の変遷についても一応触れておきたい。

それはそうと、5万人の前で股間を掴んで腰を振るっていったいどんな気持ちなのか、私にも教えてくれよ大倉くん!


【罪と夏】
JAM LADYから間髪入れずにはじまる流れがすごく良かった。
2017年も相変わらず「君の八月の全てくれないか」は至高のキラーフレーズでした。


【DO NA I】
吃驚したのは、バックステージ前の席とそれ以外の席ではこの曲の迫力と楽しさが雲泥の差だったということ。

「俺の好みのYouとYou」→『ぎゃあぁぁ裕ぅぅ白いぃいぃいそして顔面が美しぃぃぃ』
「いやあの子俺に夢中」→『夢中なのばれてるぅぅぅ』
「どきな主役が総取り」→『主役きたあああああぁぁぁぁぁぁぁ』

…といった感じで、バックステージ目の前の席から見るこの曲は初っ端からなんか本当にすごかった。

途中のヒナちゃんが歌うというか喋りながら右に左に全員で移動してする「Oh Yeah!」の掛け声も、距離が近ければ近いほど参加というか加担してる感があって楽しかった。
公演中、最も悲鳴が上がっていた箇所の一つであろうすばるくんの”間違いの恋でも素敵やんウインク”は分かりやすく声が出るポイントではあったけど、ヒナちゃんの妙に息の荒い「ほら…いい顔してる…」も相当に女性の体温が上がる箇所だったということは特筆しておきたい。(※読点や三点リーダはこちらの願望に基づき勝手に補足しています

個人的にはこの曲のパフォーマンスが、今回のツアーの七人曲の中で一番好きでした。


【キングオブ男!】
初披露時から今に至るまでかれこれ何十回とやっている「突っ張って!」における錦戸さんの照れ笑いと客の”萌え”は、まだまだ当分尽きることはないのだなと改めて思った夏。


【なぐりガキBEAT】
今年発売されたにも関わらずはやくもお手振り曲になってしまったこの曲ですが、大倉くんがたまに思いついたかのようにメインステージの端で踊っていたのがやたら印象に残っている。
Aメロのヤンマーパート、当初二人ともカメラを全然見つけられなくて全然違う方を向いて歌っていてその後ようやくカメラ位置を把握して安堵していたのに最終公演でまたもや二人揃ってカメラを見失うっていうあのポンコツ具合いったい何なのカワイイねチロルチョコあげたい。
終盤、三馬鹿が先にステージから居なくなるために必然的に年下四人だけになるのだけれど、来たるノスタルジアを意識させられて毎回こっそりグッときていた。


【Answer】
ノスタルジア
この二曲に対する暑苦しい想いの丈は既に書き散らかしているので割愛しますが、この二曲こそ今ツアーにおけるハイライトだったと全公演終わった今もそう思う。
”次のステージ”と”ひとつだけ”は、きっと同じところにあるんだろうね。

そういや東京公演以降、バックステージ前の席になった時はまるちゃんを、3塁側サイドステージ目の前になった時は錦戸さんを意識的に見てみたんだけど、まるちゃん・錦戸さんが徐々にセンターステージに移動していくのを双眼鏡で追っていると、その双眼鏡の視界の隅から大倉くんがインサートしてきて、それはそれでなかなか興味深くもあった。


【Sorry Sorry love】
二番がカットされたせいで背中合わせで歌うすばるくんとヒナちゃんが見られなくなったのは少々残念だったけど、前回と違って終始地上に居たために振りや動きがいちいち大きくなって見応えがあった。


WASABI
元気が出るLIVEでの大倉くんがいるWASABIが映像として残らなかったことは、悔やんでも悔やみきれないことのひとつだった。だから、たとえ二番がカットされていようとも故に抱きしめるフリが無かろうとも、あの時よりふたつ歳をとっていようとも、ヤスくんの衣装にファー付きフードがついていなかろうとも、また七人でこの曲を歌って踊っているのを見られたのは本当にうれしかった。
あの日大倉くんの不在を痛切に感じてしまった例の落ちサビを2016年1月16日以来に目にした大阪公演初日には、さすがに…こみ上げてくるものが…ありましたよね……。
あと、この曲のイントロで大倉くんが座ってい(てその手をまるちゃんが引き上げ)るのはこの曲の仕様であって、決して腸が閉塞したことからインスパイアされた何かとかじゃないから安心して下さい。


【えげつない】
ラップバトルはもっとアレンジを利かすのかと思ってたけれど、福岡の9日まではほぼCD通りだった。でも、だからこそ最終公演のマジ感謝ラップバトルが活きた気もする。
個人的には、福岡9日の錦戸さんのスペシャルラップがというかそれを見て心底嬉しそうにしていたまるちゃんの表情がとても印象に残っている。あれもDVD(というかBlu-ray)に収録して欲しいな…。
一番最後のダンスは、過剰なかわいさとあからさまな疲労感が飽和していて、間も無く限界に達してしまいそうな7つの緑色を心から愛おしく思ってしまう、毎度そんな数十秒間だった。


【Never×Never】
兎にも角にも村上信五のすさまじさを痛感致しました。いや〜、”持ってる”な〜!


【Never Say Never】
今ツアーでは概ねソフトに歌っていたすばるくんが、サビ前にここぞとばかりにビブラートを効かせていたのが印象的だった。
最終公演では、ヒナちゃんがすばるくんの肩を抱き寄せて二人でぎゅっと並んで歌っていて、その光景はなかなかグッとくるものがあった。
あと歌い難いのはわかるけど、私が見る限り2回も歌詞を間違えていた大倉くんは、尼の章大と米のMARVEL社からチビるくらい怒られればいいのにと思ったりもしましたが、福岡では2回ともちゃんと歌えていたのでそれはまあ良かった。
で、最後まで於福岡の話になるけれど、髪を切っ(ってパーマを伸ばし)たかわいくてかっこいいヤスくんが言う「Are you Hero?」「I’m Hero.」に対しては、素直に『You’re Hero (and crazy)!!!!!!!』って言いたくなりましたよね、本当に。


【ナントカナルサ】
ここでこの曲を入れてくれたのは、やっぱり元気が出る(と言いながら最終公演は全然元気が出なかった) LIVEのことがあっからこその優しさなのかなーと思ったりもしました。


【前向きスクリーム!】
この曲、楽曲としては当初から今に至るまでまったくもって好きではないんだけど、コンサートだと一体感が異常なので非常に楽しい。
安田大倉の二人がサビを必死すぎるくらい必死に踊るというとても楽しかったあのノリは、残念ながら冬限定のそれであった模様。


【今】
見るからに暑そうな照明、見るからに暑そうな衣装、そしてそれまで溜め込んだものを一気に放出させたかのような見るからにすさまじい汗を物ともせずに、目の前のゴールテープを切るべく極上の笑顔でこの曲を歌い踊るアラサー&アラフォーアイドル七人は、本当にカッコよかったし美しかったしキラキラしていた。多幸感ってこういう光景をいうのかな…と思ってしまうくらいに、ステージ上の関ジャニ∞が眩しかった。
途中の七人が円になりそれを上空カメラが映す箇所では、なぜか4ヶ所目の東京で一番大きな歓声が上がっていたのが今も気になっている。

曲が終わりヒナちゃんの拍手タイムを経て七人が集まり横並びになったあと、移動した彼らの目の前の両開き戸が閉まってコンサートの本編が終わる。
その際一人一人がモニターにアップになるのだけれど、ファンに向けて顔を作ったり投げチューしたり手を振ったりするメンバーを尻目に最後までこれといって何もしないヨコとそんなヨコを見て笑っている大倉くん二人のリアクションが毎度面白くて目が離せなかった。
そして徐々に扉が閉まっていく中、最後まで残ってモニターに映されるのはいつも決まってまるちゃんで、その陽気なまるちゃん(の陽気な投げキッス)でコンサート本編が終了するというのは、後味がとてもピースフルで実に気持ちの良い終わり方だったなーと今改めて思う。






アンコールへ続く。