暇記

カキーン

関ジャニ'sエイターテインメント「ジャム」ツアーについて綴る。

関ジャニ'sエイターテインメント「ジャム」ツアーが2017年9月10日に無事、全公演、7人全員揃って終了いたしました。
私は大阪名古屋東京福岡に参加しましたが、いやーどの公演も楽しかったです。

正直今ツアーで一番書きたかったことはこのひとつ前の記事に書いてしまったので、現状前のめりに書きたいことはこれといって無いのですが、それを好機としてよくある”セットリストを載せて一曲ずつコメント寄せる”的な記事でも書こうかなと思ってメモ帳を立ち上げてみたもののめっちゃめんどくさそう。でもやる。



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【OP】
前回のツアーとは打って変わってとても淡白なOPVTR。
しかし、前回と同じ「関ジャニ'sエンターテインメント」をうたうなら、前回の反社会的組織的ノリを引き継いでも良かったんじゃないかと思わないでもないけど、そうじゃなくてもまあ別にいいかと思わないでもない。


High Spirits
【勝手に仕上がれ】
この二曲から始まるコンサートのデジャヴ感はいったい…と(自分的)初日にふと思ったのだけれど、よく考えたら約二年前に自分が勝手にそうなんじゃないかなと想像していた元気が出るLIVEのそれであったという。妄想と現実のデジャヴ…きもいな…。
まあ実際はあのツアーにおけるこの二曲は終盤の曲だったから「みんなが帰る姿見なくて済むように」の箇所をちゃんとそのまま歌っていた…のかどうかは定かではないけど、今回すばるくんはこの箇所については概ねエイターに何かしら呼びかけていましたな。
そんなすばるくんといえば、「後ろのみんなもよく見えてるぜ」の後の部分も毎回いろいろ変えて下さっていましたが、個人的に一番グッときたのは、東京14日の「愛してるよ♡」でした。シンプルイズベスト!


【宇宙に行ったライオン】
この曲を初めてコンサートで聞いたのは2011年の初ドームツアーの時で、その当時私はこの曲を歌うすばるくんについて「命を削って歌ってるように見えた」ってどこかに書いた記憶があるんだけど、本当、それくらい鬼気迫るものがあって、この曲を歌うすばるくんを見ていて正直つらいものがあった。
それから二年後のJUKE BOXツアーで再度この曲を聞くことになるのだけど、その時目にしたのは、二年前のダウナーな面影なんて微塵もない、(紙吹雪のおかけで)キラキラと(ムビステのおかげで)前に進みながら力強く歌う、関ジャニ∞そして渋谷すばるだった。
演奏する6人を「はじめて得た仲間」だと高らかに宣言するすばるくんを見て、心からそうだとは言えなかったあの時から堂々と胸を張ってそう言えるようになった彼のこの2年間に思いを馳せたことを覚えている。
それから、すばるくんの初ソロツアー(のDVD)、元気が出るLIVEの札幌公演、そしてすばるくんの「歌」ツアー等でこの曲を度々見聞にするようになり、当初の痛々しい印象もすっかり消え去った今この曲について思うことは

すばるくん、この曲めっちゃ好きやな!

ってことですね!気持ち良いのでしょう、歌っていて。


【象】
この曲についてはどうしても触れなくてはいけない箇所が三つほどある。

一つ目は、何をおいても”安田章大さんの髪の毛”である。
風なのか静電気なのか何なのかは分からないけれど、この曲の前奏で安田くんがモニターにアップになると決まって彼の髪の毛は全方位に広がっていた。
巨大な球体を頭に携えてギターを弾く姿は、カッコいいのかカッコよくないのかよく分からなくはあったものの、迫力だけはものすごくあった。
9月10日の福岡公演、さすがオーラスということなのだろうか、彼の髪の毛の広がりもここにきて集大成を迎えていた。
いつものように魅せるギターを弾くヤスくんの頭部にふと目をやると、彼の頭の周辺だけまるで重力が無いかのように髪の毛が四方八方広がり、その姿はどう贔屓目に見ても面白かった。
客席からも「キャーー!キャーッ?……エエエ(笑)」という声があちこちから上がっていて、なんか…今まで生きてきて体感したことのないタイプのどよめきと戸惑いがドームに広がっていた。
そんな珍事があったにも関わらず何事もなかったかのようにコンサートは進んでいったものの、MCで大倉くんがそのことに少しばかり触れていて、その抜け目の無さは相変わらず天晴れステッカーものだった。

二つ目は、イントロで一心不乱にスネアを叩く大倉くんを天井カメラから映すサイドのモニターの仕事っぷり。
その必死の形相が非常にカッコよくかつ妙な色気もあって、毎回客席からは歓声が起こっていた。これからも彼にはKAT-TUN以上にギリギリの状態で生きていって欲しいと思う。

三つ目はすばるくんの「閉ざされた心のドアは内側からしか開けらんない」の後に決まって起こる黄色い悲鳴。
前回のツアーにてこの箇所でのウインクを目撃してしまった我々パブロフの犬達は、もはやすばるくんがウインクをしようがしまいがほぼ自動的に悲鳴をあげてしまうというそんな境地にまで達していて当事者の一人ながら感心してしまった。


【Traffic】
この曲はもう「眠そうな目擦ってお疲れさまです(笑顔)」に尽きる。尽き過ぎる。
笑顔で優しく人を労ったにもかかわらずその労った相手から悲鳴を浴びせられてしまう人なんて、この世で彼だけでは。
個人的には最後のサビ前のトランペットと、そのあとに各々が短く演奏する楽器の音がとても気持ちがよくて好きでした。


【生きろ】
自分のそれだけじゃなく他人の夢や希望も背負うことが生業ともいえる7人が、それぞれ7分割されたモニターを通して「夢や希望なんてなくたっていい」「あなたを生きて」と力強く歌いかける姿にグッときました。


【侍唄】
どういう風の吹き回しはわかりませんが、名古屋から錦戸さんが”イントロを弾き終わったあと唐突に違う歌をうたう”というボケをしだした(ものの、福岡ではそういうの一切なかったのは確実に東京から福岡までに日数が空いてしまったからだと思ってる…)この曲。
でも錦戸さんが自分からボケ出すなんて今まであんまりなかったことだから、客もメンバーもみんな”りょうちゃんのはじめての小ボケ”を終始微笑ましく見ていたのが、なんかとても良かった。
演奏後に大倉くんが堪らず「気持ちよかった〜♪」と度々声に出してしまうくらい、みんなとても気持ち良さそうに演奏していたのが印象的。


【夢への帰り道】
わざと過剰なアレンジを入れて歌いヒナちゃんのピアノを間違えさせるという大倉くんの姑息さが光っていたこの曲。
そもそも大阪では侍唄とこの曲の間にMCなんてなかったのに(←多分)、名古屋から急に喋り出してそれに伴い徐々に大倉くん筆頭にメンバーが曲中チョケ出してすばるくんに至っては風俗嬢の真似をしながら歌ったりと次第に収拾がつき難い程にとっ散らかっていったものの、東京では打って変わって品行方正に振舞っていて、なんというか、地方公演故の蛮行を見た感があった。
ま、それはそれで楽しいんですけどね。


【Tokyoholic】
まるちゃんが自分のソロパートの歌詞を度々変えて歌ってたんだけど、7割くらいの確率でしっくりいってない感じで、それに大倉くんが引き摺られて苦笑いしているという流れを何度も見られて面白かった。


【S.E.V.E.N転びE.I.G.H.T起き】
サイドのモニターに映るヨコヒナが地味に可愛くて毎回ついつい見てしまった。
サビの最後、ドラムを叩く大倉くんが3つの角度から撮られてモニターに映るのが毎回とても楽しかった。
あと、錦戸さんの「凸る」の歌い方がまじでボコってる感があって好きだった。


【NOROSHI】
前回のツアーにてこの曲の「あら控えめなのねガールズ?」におけるウインクを多々目撃してしまった我々パブロフの犬達は、もはやすばるくんがウインクをしようがしまいがほぼ自動的に悲鳴をあげる境地に達していたのは言うまでも無く、この箇所では毎度10割の確率で客席から黄色い声が上がっていたのであった。
で、そのすばるくんに感化されたのかどうかは分からないけど、まるちゃん&ヤスくんが2番のAメロでやたら色っぽく歌ったりウインクしたり手で誘ったりしていたことも時折あったのですが、そんな数多の艶めかしい仕草もすばるくんの眼光の前には為す術ない状態だったのが興味深くもあったのでした。


【MC】
印象に残っているのは、やっぱりヨコのanan話と、安田くんが止まらない話。
ヨコをいじっているときの大倉くんもヤスくんの話をしているときのヨコも、本当に活き活きとしていてまさに水を得た魚のようだった。
あと名古屋で大倉くんがMC中のモニターは7分割の方が良いのか否かを客に聞いてくれて、そのあと最後まで7分割にしてくれたのは本当に有り難かった。今後もそうしてください!


【奇跡の人】
山田がとっても可愛い、そしてその可愛さで諸々カバーしているような気がしないでもない曲だった。
回数を経るごとに「今でも大好きと」ですばるくんがカメラを見て笑ってくれなくなったり、ヤスくん&大倉くんが爺さんになったら介護しあおうと言い合ったりヤスくん&ヨコが笑いの絶えない暮らしを望むようになったりとマイナーチェンジはあったものの、山田は最後まで一貫して可愛いままだった。




後半(=アイドルセクション)へ続く。