暇記

カキーン

「関ジャニ’sエンターテインメント」DVD本編について綴る。

前回の記事で味をしめたのでしょう、今回も見てそれを咀嚼して文章に落とし込む手間を省きました。
明日発売の関ジャニ∞のライブDVD「関ジャニ’sエンターテインメント」の初見の(感想ですらない)印象覚書。本編なので公演に入った人はなんてことないと思いますが、ネタバレ禁止過激派の人はスクロールされぬよう。





【1枚目/00:00:00〜】
開演前はお客そこそこ映るな

前髪の上げ下げで若さと老けを表現してる錦戸さんちょっと面白い

対してヒナちゃんはデコの見え隠れでそれを表現している

あ、(勝手に)双子設定の丸山&大倉

ヨコ、加瀬亮なみにインテリヤクザ似合うワ〜

改めてすばるくんって顔面が至高…

ヤスくんの怖い顔ほんま怖い

会場ではそこそこ笑いおきてたから宮根さんは落ち込まないで欲しい

ヤスくんが腕の石膏割るところ、何回見ても笑える…

いざ出陣っていうときにわざわざ日本刀持ち出すヒナちゃんめっちゃいい…

すばるくんがめっちゃ見てくる…照れる………………

大倉くんのグラサン芸が残ってよかったね

エイト、チンピラ似合うなぁ…この世で一番チンピラが似合うアイドル…

謎ブリュレキター

【1枚目/00:10:00〜】
大倉くんのダンスはいつ見ても大味なのに繊細できれい。

ブリュレ後半のセンステ回ってるところも何回見ても笑えた…あゝ、めっちゃ回ってる……

最後のところ、がっつり踊ってるのにちゃんと歌えてる錦戸さん地味にすごいよね

すごい、RAGEのおいしいところ、全部ヒナちゃんがカメラに抜かれてる…!

00:17:00あたりのヨコの表情が猥褻

浮世踊りビトをお手振り曲にするっていうのもなかなか面白い選択やな…

すばるくん、努めてソフトに歌ってる感あるよね…でも我慢できなくなって最後の最後で声荒げる感じ良い……

【1枚目/00:20:00〜】
ヤスくんの「ええやんけ。」、着信音にしたい

錦戸さんのおもしろ挨拶最高

本当、この日の大倉くんのお腹の調子がよくてよかった

挨拶してるまるちゃんを見てるヨコの表情が最高

サンシャイン丸山のカメラアングルwwwww

「今年は七人全員揃っております!」

パノラマの衣装、言うほど違和感なかったけどな〜みんなヒゲもなく髪型もかわいい感じにしてるからだと思うけど

【1枚目/00:20:00〜】
腕組んで回るまるちゃんと大倉くん、本当、図体デカいのにかわいい

キッズを見ているエイトのやさしい目に目頭が…

T.W.Lの間奏、まじハイパーヤンマータイム

すばるくんがずっとかわいい…

大倉くんの「許してあげて❤️」がちゃんと残ってる〜

レンジャーVTRの橙と緑の三文小競り合い、最高

あと、モノポリー広げてるけど二人がやってるのはおそらく独自ルールの何かやな

リンゴ姐さんのときのすばるくんの表情最高

このレンジャーOPのネタ振りのためにブリュレでグルグル回したんだと信じて疑わない


【1枚目/00:30:00〜】
まるちゃんのこのくだり、24時間合宿のギャグセクション思い出すな…

たしかに大倉くんのこのクソフライング、オーラスだけちょっと高かった

「いや、さっきさっき!」を何回も何回もやってた公演は今思うとスペシャルだったね

【1枚目/00:40:00〜】
「うんこが臭い∵昨日の韓国料理かな?」って言いがかり甚だしいな!

KINGは普通にかっこいいし客席がものすごく紫

The Lightの多幸感本当にすばらしい。他でもない山田が歌うからこんなに説得力あるんだろうなー


【1枚目/00:50:00〜】
「来たぜ夏!」※1月15日です

でも、この理不尽なかけ声でThe Lightの白昼夢みたいな雰囲気が一変するのは結構心地よくて好きだった

そして相変わらず目線サービスがすごいすばるくん…

あ、誰か歌詞間違った

「夏の俺らはほら罪なのさ」※1月15日です

あんまり映ってないけど、がむしゃらで踊り狂ってる安田くんをみんな見て!

イッツマイは毎回来たる落ちサビのことを考えて「ついにこの曲がきたぞ…」と、無駄にドキドキしていたことを思い出す

来る…

キター

しんだ

…安田くんの頭上のたこ焼き見て生き返った☆

【1枚目/01:00:00〜】
定評があるMCキター

大倉くん相変わらず二の腕ふっといな最高

ヨコが言ってる「マンキン」って古き良き(?)時代の芸人用語…

知ってたけど、錦戸さん全然喋らない/(^o^)\

…って、MCめっちゃカットされてるやん!(主に鳥貴族のくだり



【2枚目/00:00:00〜】
I to U最高

「大倉くんならチャラくてもいい」なんて無責任なこと言ったヤツ誰だよ

ローリングコースターやりますって言った時の会場の湧き上がる熱気はとても気持ち良かった

【2枚目/00:10:00〜】
ローリングコースターの最後でなんで客が「キャアア」って言ってるかってそれはすばるくんがブルースハープ吹きながらこれ見よがしにカメラ見ながら目配せしたからなんだよあんまりちゃんと映ってないけど!

さよならおじさんに手応え感じてるまるちゃんホント笑う

もうイチイチ歓声上がらないくらいにナチュラル「章ちゃん」…

【2枚目/00:02:00〜】
山田見たいの!って駄々こねてた10年前と皆目変わらない大倉くんの山田に対する熱…

ネタ合わせするアイドル…

前衛的露出狂コンビキター(※ハダカのことです)

ハダカの最後は大体暗闇で待機してる大倉くんを見てたな〜

tornと比較されがちだけど、あっちはホモでこっちは非ホモでちゃんと線引きできてるし、steal your loveは錦戸ファンも大倉ファンも結果的にwinwinだったんじゃないかな…結局のところみんなこういうの好きじゃん


【2枚目/00:30:00〜】
キングオブ男の落ちサビすばりょんは何回何十回見てもグッとくる…

前向きはとりあえず来たる大倉くんとの前向き!芸のために「ヤスくん一塁側に急げ〜」と毎回思っていたな

そこの二人がちゃんと残ってて良かった

セッション前VTRのまるちゃんが何言ってる(歌ってる?)かはじめて知ったわ

【2枚目/00:40:00〜】
この回のTokyoholicの熱量は格別だった

大倉くんのパートですばるくんがこんな変な踊りをしてたなんて…!

大山田ジャム中の大倉くんがちょっと嬉しそうな顔してるのが本当に最の高

おいおいすばるくんからウインクされたぞ…………………


【2枚目/00:50:00〜】
一曲目NOROSHI、最後NOROSHIのカタルシスを理解できない人とはきっと仲良くなれないね!

【2枚目/01:00:00〜】
ヨコ、めっちゃ声出させようとするやん!

気球乗る前、通路通る時に真顔じゃないだけ偉いよ大倉くん!

横山安田バルーンも村上丸山バルーンもそれなりにもっちゃり絡んでたのに、一切そういうのは無かった渋谷大倉バルーン

唐突な山田爆弾

本当に終始すばるくんがかわいいツアーやった…

ヒナちゃんは自分たちがおたくの現実逃避ツールだってちゃんと解ってるんだなぁ…

エイトみんな良い表情をしている

【2枚目/01:10:00〜】
大倉くん、「また一緒に踊ろうね」ってかわいい…

ヨコの肌、パーカーとさほど色が変わらないっていう

1:14:53〜のすばるくん激カワ

まあエイターの声出しの時に客が映るのは余裕で許容範囲。「京セラドームに大きな拍手を」の時は京セラドーム映ってるし。いやホント誰得なんだよ>京セラドームの天井のカット

大倉くんあざといなぁ〜

最強で〜最高の〜の時のそれぞれの表情がどれも良い編集した人GJ

錦戸さんのアリガトネーオイッス芸いったい何

錦戸さんのターラーラーラー芸いったい何

【2枚目/01:20:00〜】
ランウェイ入ってる喜び〜

渋谷のハロウィンも入ってる喜び〜〜

それにしても、ヒナちゃんが発表がありますって言ったとき若干不穏な空気になったのは完全にベスt(以下略

ダブルアンコのこの7人がどうでもいいこと喋ってる数分間が本当にすばらしい…

この「大阪!」ではじまるTAKOYAKI in my heart in OSAKAが本当にエモかったんだ〜

錦戸亮です」のあと客席の「にしきどりょう」が映ってるの笑った

【2枚目/01:30:00〜】
「また電話するわ!」

ニットキャップかぶるまるちゃんかわいい

いいフナの日…!

リハ風景って本当みんな仕事してる!って感じやな〜

まる腹やばいな

大雪!豪雪!札幌ドーム!!

すばるくん今年もスヌード

01:38:58からのカットが美麗…編集した人ありがとう…

今更だけどペンライトめっちゃたこ焼きやな

いつまでもこの地球がヤンマーふたりにやさしい世界でありますように…



うん、安定信頼のエンドロールだった

関ジャニ'sエイターテインメント(初回限定盤) [DVD]

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特典Discへ続く

なぐりガキBEATの「新春特盤」について綴る。

2017年1月25日発売の関ジャニ∞新曲の「なぐりガキBEAT」、もう買われ&聞かれましたでしょうか。
私は例によって三種+発売日が給料日だったので、+2枚合計5枚ほど買わせていただきました。少ない?すみません。

で、当該シングル三形態のうちの一つである「新春特盤」についている特典の「7人だけの新年会2017」が本当に素晴らしい内容で、これは関ジャニ∞ファンにとってもそうじゃない(けどちょっと興味ある)人にとっても必須・必見なのでは?!と心底思ったのでこの度宣伝の意味も兼ねてblogを書こうと思い立ったわけです。が。
私にもっと豊かな表現力や文才があればこの特典映像の素晴らしさを文字だけで世間否全世界に余すところなく発信できたと思うのですが、如何せんそれがないことくらい自分自身重々承知しているわけでありまして、どうしようかなーと考えあぐねた結果ここはいっそのことそれを見ている感想を時系列にひたすら並べていこうという完全に”逃げの手段”をとるに至りました。
ちなみにこれを見るのはもう既に5回目くらいなので、初見故の驚きや新鮮さは皆無です。何度も見た上で個人的に印象に残ったものを掬い上げているだけですのであしからず。


 <赤いソファに腰掛けた渋谷さん登場、自らメンバーを新年会に誘う>
【00:00〜】
・すばるくんの私服、頭のてっぺんから足の先までオシャレでしかない…
・唇の右上に赤いポッチがあって萌えるよね
・35歳のおっさんがすっぴんでこの美しさって、アイドル本当にこわいな
・すばるくんのきれいな横顔をしこたま堪能できる幸せ
・一番最初にヒナちゃんに電話をかけた意味とは
・誘う方も誘われる方もいたってニュートラル、まあ幼馴染だからねこの二人
・で、二番目に大倉くんにかけた意味とは
・「おれやけど〜」「どした?」が自然すぎてちょっとびっくり
・大倉大久保の不毛なやりとり、息切れしない程度に今後も続けていって欲しい
・今はすばるくんに誘われたことよりもまるちゃんが臭いことの方が重要っぽいヨコ笑う
【05:00〜】
・まるちゃんのよくわからん言い訳聞いてるときのすばるくんの顔、かわいいでしかない
・対錦戸、誘う方も誘われる方もひどく不自然…これは引き摺る………
・狂気の安田ゾーンきた…
・「バイバイって切らんかったから…バイバイって……」「バイバイって言ってなくない?」←恐怖
・「やっば、こいつ」って言いながら(別にやばくない)iPhoneを怪しげに見るすばるくん笑う
関ジャニ変なやつばっかりって貴方も十分馴染んでるから大丈夫だよ
・延々電話してるすばるくんが映ってるだけなんだけど、それでも十分絵が保つ顔面の良さよ…

<新年会会場の都内居酒屋、続々とメンバーが集合していく/8:20〜>
・ヤスくんの私服、青いキャップに青いパーカーに青いパンツって君はどんだけ青いねん
・ヨコとまるちゃんの私服姿、モテ要素というかモテという概念の権化でしかない…
【10:00〜】
・「なんでみんなおんの?」「えー…」って言った錦戸さんの気持ちよ……
・大倉くんのこの好感度ゼロの私服なんやねんこれ
・でも「あ、すばるくんや」の顔はとびきりかわいい
・すばるくんと二人だろうがそうじゃなかろうが別にどっちでもいいっぽいマイペースな大倉くん、それはそれでなんか良い
・ドッキリに疑心暗鬼になってるヒナちゃん…
・「村上信五、教えて。」の言い方www
【15:00〜】
・おしぼりにぎにぎしてる大倉くんがかわいすぎるので誰か彼におしぼりのCMを
・ジャケット脱いだまるちゃん、2017年ananの抱かれたい男一位過ぎる…
・まるちゃんめっちゃ美味しそうにビール飲むね!
・「厚揚げあぶり納豆〜」って注文する大倉くんが可愛過ぎるので誰か彼に厚揚げか納豆のCMを
・「カロリー高い」は完全にヨコのマイブームワードですね
・緑茶割りをまるで緑茶かのようにぐびぐび飲む忠義
・仕込むの好きなまるちゃん笑う
・錦戸さんのおふざけでしかない「アサイージュース」に一人爆笑してあげる忠義の優しさ
【20:00〜】
・自分のアレ見られてるくらいなんだから、私物の甲冑くらい別にメンバーに見られてもいいじゃんと思わざるを得ない
・甲冑つけて行くところ→戦www
・仕切ってるすばるくんにフライドポテトをつまんで食べさせてあげようとするまるちゃんの優しさと偏愛
・ヤスくんがアロンアルファを冷蔵庫に入れてることに引っかかりすぎやで錦戸さん
・すばるくんの冷蔵庫の中身と自炊の頻度が気になり過ぎる錦戸さんの前のめり過ぎる偏愛
・大倉くんの食べ方は相変わらずキレイでよい
・麻雀、スノボ、サーフィンと小金持ち私大生のような私生活をおくっておられる錦戸亮
【25:00〜】
・ヨコとまるちゃんの顔がちょっとポッポしだした
・「漫画読みすぎッスよ!」とヨコを叱る錦戸さん、良い
・ヨコのさ、大倉くんに対する叩き方が女子中学生みたいだよね
・大倉くんの隣で焼き鳥の話をするたびに(飽くまで私の中で)走る緊張感
・ヒナちゃんの散髪後のヘアスタイルを見て、たまに「短過ぎるな」と思ってたヨコうける
・錦戸さん、基本的にアンケートに対して不真面目だよねw
・”自主制作ドラマを作りたい”という謎の欲求をはじめて知る
 【30:00〜】
・ここで錦戸さんがジョッキ傾けてる謎シーンをあえてインサートしてくるところ、GJ
・お母ちゃんくらい関ジャニ∞を好きな忠義泣ける
・ヤスくんのダイヤモンドの例え、不可解な上に顔面真っ赤な酔っ払いまるちゃんにバッサリ「ちゃうやん」って言われてて他メンバーからも責め立てられてるのちょっと胸にくるけど、確かにものすごく理解不能ではある
・錦戸後付けタイム
・このあたりになると、まるちゃんの顔面の色が本当アレ。サークルの飲み会なら「もう飲むんやめとき」って先輩から言われるレベル
・この見てるファン完全排除の墓場セクション、最高過ぎる…ここだけ何回も巻き戻して見た…これをあえて入れくるすばるくんのセンス、これからも大事にして欲しい
・ヒナちゃんの回答を見て笑うヤスくんの笑い方が珍しいそれのような気がする
・大倉くんの回答、メンバーが揃ってこんなに驚くって相当ですよね…
・ヨコの回答見たときの大倉くんのリアクションが100点満点過ぎるので、誰か彼にリアクションが活きる仕事を
【35 :00〜】
・ヨコの回答見たあと、わざわざ立ち上がってヨコを叩きに行くヒナちゃんね…しかも2回も……
・愛猫チーちゃん話はかわいいでしかない
・インドの目覚め、本当に面白過ぎるwwwww
・計算が上手いっていうフォロー、無意味すぎて笑う
【40:00〜】
・インドの目覚めといいダックスフントといい、まるちゃんって結構他人の評価がシビア…
・「ジロー」の考えるのめんどくさかった感やばい
・ヨコヤマじゃなくてヨコママに見えるよね
・「龍」「虎」が好きなヨコの根っからのヤンキー気質
・ヤスくんの質問に対する理解力の低さ、すごいな…!
・「錦戸一(はじめ)」、ガチでありそう…で、次男or次女に「二」の文字を使ってそう…普通に…
・まるちゃんの顔色が完全に赤
・「トンビ」って言われたあとの大倉くんの顔がちょう可愛いからとりあえず東大阪市民はみんな見て
【45:00〜】
・たしかに大倉くんは若干白人みあるよね色素薄いし
・ヒナちゃん弄りしつつ申し訳なさそうな錦戸さん萌え
・自分の回答にバカウケしてる錦戸さん最高
・爪楊枝を使ってるヨコを見て「ああ…年相応……」って感じにもなる

そろそろ終盤へ

・「Q.メンバーに本気で感謝してる事は?」
・まるちゃんの顔がやばいくらい赤い
・ここで大倉くんがボソッと「発表されると思わんかった」って言ってるんスよね
・ヤスくんにとって錦戸さんは「エグって入ってくるのに、脆くて守りたくなる」存在………
・…って言われてる時の錦戸亮の表情にヤンマーフリークとして普通にしぬ
・(ヨコ自身の)自担から「実は色々やってるのに表には出さない」って言われて恥ずかしがるヨコの気持ちを想像すると軽率に浮かれる
・そしてその後に「恥ずかしいことあれへん」って言うヒナちゃんに私は軽率に泣いた
・「この人がいなかったら、今の自分はいないと思いますby村上」……こんなもん、泣くやろ……
・(ちなみにここがわたくし的このDVDのハイライトですね)
・大倉くんがさ、ヒナちゃんにでもヤスくんにでもなくすばるくんに本気の悩みを相談してただなんて、考えた事あります?!?!
・そしてこの時の大倉くんの顔がとてもよいから日本国民は全員見て
・ヨコってやっぱり初期は大倉くんのこと軽視してたところ無きにしも非ずじゃん?でも今は「大倉に感謝してる」って言えちゃうんスよね…
【50:00〜】
・山田は尊い、ということを噛みしめるだけの数10秒きた…
・そしてヒマまるの師弟関係っぽいところも個人的にはグッときたりしている
・自分を叱ってくる人から「守りたくなる」って言われる錦戸亮の気持ちよ……………………………………
・そして錦戸亮が大倉くんに感謝してるって言ってる時の大倉くんの表情も激可愛いから全人類みんな見て
・自分自身にメッセージ送るまるちゃんのナルシストっぷりにクラクラする…
・酔っ払って顔真っ赤なヨコが自分の肘あたりをすごい触ってるんだけど、おっさん特有の黒ずみとか一切なくて真っ白で美し過ぎて震える…
【55:00〜】
・大倉くんが「今年関ジャニ∞はひとつも話題にならなかった」と言っちゃった瞬間まるちゃんが「確かに。」って言ってたところ、なんかすごくいいペアって感じ
・大倉くんの熱い話を聞いてる時の錦戸さんの顔面がすごく真剣でもはや劇画
・エイトはその内情が上がり下がりのグループでその最近の底辺時期にヤスくんが楽屋で泣いてたなんてことは勿論一切知らずにこちらは「この人たちいっつも楽しそうやな〜」とヘラヘラしてたよごめんね
・未だ「たっちょん」って呼ぶまるちゃん
・顔面真っ赤で真剣なことを語るまるちゃん…なんかちょっとエロい…
・…すばるくんの熱い抱負が熱すぎて文字打つの忘れてた
・すばるくんの言う自分の中の革命が本当にあのカメラ遊びだとしたら、今ツアーでは確実に起きてたやろ渋谷(愛)革命
・顔面真っ赤でぽあぽあしてる横山裕…完全にR指定では……
「2017年これからも関ジャニ∞よろしくお願いします」
「かんぱーい」


以上。

一時間強で私にこんな大量の文字を書かせたこのなぐりガキBEATの「新春特盤」は、2017年2月15日までの期間限定出荷らしくこのタイミングを逃したらもう二度と新品のそれを入手することはできなくなりますので、誰かの手垢と指紋でベトベトの中古盤は嫌だという方はお早めに。
ちなみに日曜日までに買うとオリコンの初週に反映されますよ♪

なぐりガキBEAT(新春特盤)(DVD付)

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2017年1月17日…の翌日に綴る。

大倉くんが腸閉塞になりコンサートを休んだあの日からちょうど一年と一日が過ぎた。


あの当時の情況の詳細は過去記事にあるのでそれについては省くとして、今思い返してもあの「コンサート最終日の不在」は、おたく的に過去最凶レベルの出来事だった。
コンサート当日はもちろん、その翌日、そのまた翌日、仕事復帰時、そしてコンサートDVD発売情報解禁時、DVDの詳細が発表された時、DVD発売日、DVD鑑賞時、他人のDVD評を見聞きした時…あらゆるタイミングでその”今さらどうしようもできないこと”を何度も何度も反芻させられ、その度に治りかけていたかさぶたを剥がされるような心境になり、時間が経つにつれて私は立ち直るどころかヘトヘトの極み乙女状態に成っていった。
加えて、大倉くんに関してはこの一年の間に腸閉塞以外にもまあいろいろあって、そのいろいろに失笑してしまった自分もいたその一方で他人の悪意や下衆い言葉にスポイルされたりする自分もいて、さらには私も大好きだったエイトと同世代の某グループのあれこれやエイトの先輩にあたる某グループのあれこれ等が立て続けにあって…なんていうか、長らく自分の中に確固たるものとして在った”偶像を愛でるスタンス”みたいなものが揺るがされそうになることが多々あった、そんな一年だった。
こっちはあっけらかんと素敵なことだけを摂取していたいのに、なんだかなぁーと思うことがいくつもあって、師走を迎える頃には相当なヘキエキの極み乙女状態に仕上がっていた。

そんなヘトヘトヘキエキの中ではじまったのが今回の「関ジャニ’s エイターテインメント」ツアーだった。


初日の札幌から大阪まで、全ステまではいかないものの大人故のじゆうとかねといとまに任せて結局のところ相当回数見ることとなった。
札幌では新鮮さを楽しみ、東京ではその地で聞く”Tokyo”に胸を打たれ、名古屋ではすばるくんとふわふわポムポムに堪らず感嘆の声を漏らし、福岡ではすばるくんが尿を漏らし…、回を重ねるごとに力強さと情緒が増していく中、この一年間でだいぶ目減りした自分の中の安定感と熱量を徐々に取り戻していくようなそんな感覚を覚えながらツアーは続き、最終地大阪の京セラドームへ臨むに至った。
  

最終公演の日、メンバーは冗談っぽく「始まる前まで全員いるか気になってたやろ〜」と言っていたけれど、私自身は本当に冗談でもなんでもなく、そのことを何よりも気にしながら開演を待っていた。あの日だって、まさかあんなことが起こるとは夢にも思っていなかった。でも、起きてしまったのだ。
七人がいつものように私たちの前に現れるその時その瞬間までは安心できない…と無意識に高まっていく緊張感。もうすっかり癒え切ったと思っていた古傷がここにきて疼き出しだしたことに驚いた。
そしてOPのVTRが終わり、スポットライトが当たる。
モニターに映るメンバー。まず人数を数えた。…七人いる。全員いる(しかもバリったり前髪あげたり変に刈り上げたりもしていない)。七人全員で(しかもこんな良い仕上がりのままで)ツアーを完走できる。
そんな当たり前ともいえることに心の底から安堵し、横一列で並んでいる七人を見ながら涙腺が緩んだ。

過去記事にもあるように、昨年のリサイタルの幕張初日、大倉くんが2016年1月16日以来はじめてステージに立つこの日の公演に入れば、あの日以来のネガティヴがすべてまるっと昇華されるはずだと思った私は、その日意気揚々と幕張まで足を運んだ。そして公演後、とりあえずこれで一件落着だなとその時はたしかにそう思った。でも、ドームで見る”コンサート”とアリーナで見るユルッユルの”リサイタル”は、やはり根本的に質を異にする。あの日京セラドームで湧いた念は、未だしつこく京セラドームに在ったことにツアー最終日にしてはじめて気づかされた。
とはいえ、一年前の出来事について今もこんな風に囚われているのはこちらだけなのかもしれない、その間にも諸々いろいろあった本人にとってもしかするとあの日の顛末はもはや取るに足らないことなのかもなぁとアリーナを練り歩きながらグラサン芸に興じる姿を見ながらぼんやり考えたりもした…のだけれど、案外そうでもなさそうだった。

開口一番「『おるかな?』って思ったでしょ?いるよ!」と出席報告をしたり、今日のお腹の調子は(一年前と違って)良い旨お知らせしてくれたり、「(今日さえ無事に乗り切れるなら)明日病気になってもいい」と笑えない冗談を口にしたり、メンバーから一年前のことを面白おかしくいじられてもそれに軽々しく乗らずなんとも言えない表情を浮かべていたり、「あの時も朝6時くらいにお腹痛くなったから…」と今朝6時にお腹が痛くなる夢を見て目が覚めてしまったと言っていたり、「プロとして当たり前にステージに立っていなくてはならない」「メンバーに謝罪させてしまった」「今回最後のあいさつを自分にさせてくれているのもメンバーの配慮だと思う」と、一年前大倉くんがいない中で公演をやりきった六人に対しての一年越しの思いを言葉を選びつつ申し訳なさそうに口にしていたり…。一年前のあの日のことを今さらにちゃんと触れていく姿を見ながら、あゝあの人も同じようにこの一年間ずっと囚われ続けていたんだな…としみじみ感じてちょっとホッとした。


一年前なんとも言えない空虚を感じながら勝手に仕上がれを演奏する六人を眺めていたことを、今ツアーにおいて一番エモかった(←使い方あってんのかこれ)NOROSHIを体感しながらふと思い出した。一年前はこんなにも痛快な気分になんてとてもじゃないけどなれなかった。
去年は「やらない」と断固拒否された2年ぶりのダブルアンコールで歌われた曲は「TAKOYAKI in my heart」。たこ焼きがモチーフとされている今回のツアーでこの曲を歌わへんねやったらいったいいつ歌うねんと札幌でセットリストに突っ込んでから早1ヶ月、このツアーを〆る一番最後の曲として大阪の地で聞く「TAKOYAKI in my heart」は、東京で聞いた「Tokyoholic」以上に胸を打つものがあった。

本当にいいツアーでいいオーラスだった。”最終公演の京セラドーム”が、最高のものに上書きされて終われて本当によかった。*1
あのオーラスの記憶だけで、今後一年間は揺るがずに居られると思う。


2016年1月17日から京セラドームに約一年間居座り続けた我が地縛霊(※生霊)がようやく成仏した気がした。

今週末は元気が出るLIVEのDVDでも見ようと思います。

*1:次の最終公演は福岡

移動時間にふと綴る。

2016年12月10日からはじまった関ジャニ’s エイターテインメントツアーがあと5日で終わりを迎える。

幸か不幸かドームツアーはチケットが手に入りやすいというのもあって、今回も複数回なんとな〜く行けてしまっているのですが、とにかく七人とも相変わらずオモロかっこいい(…)し、何よりも今回は単純に"楽しい"。ストレスフリーな、実に楽しいツアーである。

もちろん全てが完全無欠!パーフェクト!とは思わないし、「何故このタイミング?!」と思う箇所がないわけでもないし、私見意見ただの文句、日々いろいろ垂れ流されていることも知っている。でも、そんなもんは過去にもあったことで、最近(なぜか)あの頃はよかった的にしばしば引き合いに出されている8UPPERSツアーの時にだって然る声は多々見かけた。おたくって一定層は常にそういう風な感じなんだろう。し、そもそも他人がどう思おうが、自分自身がどう感じてどう思ったかというのが自分にとってもっとも大事なことなんですよね、当たり前で今更なことだけど。だから無理に感化された気になったり自らを歪曲して同調してみたりというのは実に不毛なことだよもっと自分の直感と感性を信じるべきなんだ、と自戒の念も込めて。

で、その楽しいツアーも大阪4公演を残すのみとなった今、移動時間の暇を使って現時点における今ツアーでのある印象深い点についてちょっと書き残しておこうと思う。




過去のツアーのことを思い出した時、そのツアーにおいてもっとも印象的だったことがそのツアー全体のイメージとして浮かんでくる。気がする。
ドームすいませんを思い出そうとすると縦縞と(虎じゃなくて)ライオンと電飾とドラキュラが浮かぶように、8ESTを思い出そうとするとクルトンとピンクの衣装とジェラワットが浮かぶように、JUKE BOXを思い出そうとするとムビステの上で演奏している七人とフンドシ姿の七人が浮かぶように、関ジャニズムを思い出そうとするとフローズンマルガリータの群舞の記憶を巨大な蛍光千鳥格子が邪魔してくるように、元気が出るツアーが兎にも角にも腸閉塞なように。

で、何年か後に今回のツアーのことを思い出した時に一番最初に浮かぶのはもしかするとこのことなのでは…と思ってしまうくらいに今ツアーにおける渋谷すばる(35歳)のアイドルっぷりが、なんというか、すごい。



最初にそれを感じたのは東京公演二日目のイッツマイソウルの落ちサビだった。


   君を思い出さない

   そんな夜はいらない

   なんだかんだで やっぱ好き←ここまで常に巨大モニターにはカメラ目線のすばるくんの顔のアップ
 
   終日君で←と言いながらカメラに指を指す

だいたいこの「君で」あたりで、会場にいた女子の4割はしんでた。



イッツマイソウルが発売されたのは2007年、今まで幾度となくコンサートで披露されてそのたびに手の振りの左右の順番に困惑させられしばしばパフォーマンスを見聞するどころではなかったこの曲に、未だこんなポテンシャルがあったとは…と驚愕させられるほどの黄色い声がこの日そしてそれ以降も毎回上がっていた。

そう、当初はイッツマイソウルのときくらいなものだったのだ。


それから数日経ったクリスマスイブのナゴヤドーム公演。
例によってイッツマイソウルで6割方の女子の息の根を止めてから数十分後、本編最後のNOROSHIで事件が起こる。例の(?)Nagoya incidentである。実際初日は「大曽根は豪雨」状態だった。

2番のAメロはまるちゃんからはじまりヤスくんへ移り、最後にすばるくんが歌ってBメロに移るという実に素敵な三連チャンなのだけれど、イブの夜に何を思ったのかすばるくんは「あら、控え目なのね、ガールズ?」というこの艶っぽくて挑発的な詞を歌いながら、ものすごく挑発的かつ艶っぽく片目を閉じたのであった。


その瞬間、会場の女子の9割はしんでた。


終演後、生きる屍となり世に放たれた目撃者たちは「すばるくんがあんなことしちゃうなんて(endless)ショック」勢を始め「いや、あれは汗が目に入ったんだ」勢や「ただ目を細めただけちゃうんか」勢、はたまた「間違いない、あれは私にウィンクしてくれたんや」勢や「完全に見逃した絶望しにたい」勢等に分裂し、クリスマスイブの名古屋は更に混沌を増していったのであった。


翌日のクリスマス公演。
前日の答え合わせをするべく、客はその瞬間を固唾を飲んで見守っていた。

もし今日も瞑れば昨日のアレは確信的なそれであろう。しかし別段何もなくスルーした場合は、単なるラッキーウインク、偶然の産物だったのかもしれない…といつも以上に注目されているであろう中ですばるくんが採ったリアクションは、全てを察し理解しているかのような「笑み」だった。


結局昨日のアレは何だったのか判然としないまま、彼は自覚的な角度からの流し目とお手振りと恋ダンスで屍達を煙に巻きつつアイドルとしての偏差値の高さを誇示するだけ誇示して、ふわふわポムポムなクリスマスの夜は終わったのであった。


年は明け、福岡へ。
すばるくん自身「感度が良い」と評していたように、(1月2日のあの件はとりあえずおいておいて)初日から客の反応というか空気感がすこぶる良いように感じた。

(1月2日の件はさておき)福岡は二日間とも大いに盛り上がり、名古屋の衝撃もふわふわ(ポムポム)と薄れかけていた二日目の夜にそれは起こった。
2017年1月3日の夜、福岡最終公演の夜、一月の割に思いのほかあたたかだったその夜、仕事始めを翌日に控え鬱々とせざるを得ない人がたくさんいたであろうその夜に、渋谷すばるさんは「あら、控えめなのね、ガールズ?」と歌いながら、完全に狙いを定めて片方の瞼で目配せ(世間はそれをウインクと呼ぶ)を放ったのであった。
その瞬間、ドームに鳴る爆音など諸共しないほどの悲鳴が上がったと同時に、会場にいた女子の10割が絶命。そう、かの(どの?)Fukuoka incidentである。完全に赤く燃えてゆく福岡の日であった。


名古屋で見た、あまりにもナチュラルでこちらが当惑してしまうような曖昧なそれも曖昧が故にとてもよかった。一方で福岡の確信的なそれは、先の名古屋があってこそのカタルシスでもあった。
どちらもよかった。グッときたし、ドキドキした。魅力的な人っていうのはあんな些細な仕草ひとつで世界を容易く変えちゃうんだな…としみじみ感じた一夜というか二夜だった。


いったいどこまでが想定内でどこからが想定外なのだろう?それは本人にしか分からないけれど、「初老」と呼ばれて久しい35歳のすばるくんのアイドル然とした佇まいや所作で、人が歓喜・驚嘆・号泣(←してる人が本当にいた)している状況というのがそれまでのあれこれを考えるととても興味深く感動的で、いやー芸歴20年超えのナチュラルボーンアイドルの本気ってまじですごいな(渋谷すばるの)魅力がすごいよと改めて思わされた関ジャニ’s エイターテインメントツアーでした。






…とすべてが終わったかのように〆てしまいましたが、まだまだツアーは続いています。
とりあえず、最後まで大倉くんの消化器官が元気でありますように。







*上記の文章は隅から隅まで偏見と主観にまみれたフィクションなので、あえての誇張部分に突っ込まれても対応しかねますのでご了承ください

あのことについて綴る。

人は概して”辛苦を乗り越え成功しました”的なお話が好物です。他人の物語に自己を投影し、容易く感動して手軽に泣く。で、実際は何もしていないのに、自分自身もなんだかちょっとだけ変われたかのような錯覚に陥ったりもする。
それは人の心を動かすのにもっとも簡単なツールの一つといえるでしょう。そして、然るストーリーを、例えば何かに興味を持たせそれを売ろうとする際の端緒として利用するというのも、売る側としては当然のことであり、正攻法なのだと思います。

エイトは、その変遷を語る場でいわゆる”苦労・不遇話”と評されるものをよく口にします。
いくつか挙げると、①松竹座の客席がガラガラだったこと②なかなかデビューできなかったこと③メンバーを他のグループに持って行かれたこと④自分たちより先に後輩がデビューしたこと⑤デビュー曲が演歌で会見がレコード会社の屋上だったこと⑥衣装がペラペラだったこと⑦PVが予算不足でちゃんと撮れなかったこと…あたりでしょうか。あと、関西の扱いが非常に悪かったという漠然としたことも言ったりしてますかね。まあどの話も彼らのファンなら今まで幾度となく見聞したものだと思います。
そうファンは…いやファンじゃなくとも、彼らを意識的に見ている人ならばどれもこれも聞き飽きているであろうものばかりです。

それでも彼らは今もなおその話をし続けています。
なぜならば、世間に自分たちを提示するにあたりその類の話がやはりもっともキャッチーで便利だからです。しかも過去に何度も喋ったことが功を奏し、慣れと共にいい具合に話も練られおもしろ小噺としての質も高くなっています。とりわけ彼らをよく知らない人にとってそれはまだまだ利用価値があるのでしょう。
きっとかかる場や機会を与えられなくなるまで彼らはその話をし続けるんじゃないかと思います。昔から売れることに貪欲な彼らだからこそ、たとえすでに手垢で真っ黒けなそれであっても利用価値が完全にゼロになるその時まで貪欲に使い倒そうとするはずです。
こちらとしては「またかいな」とは思うものの、そのことについて別段不快感はありません。ま、ファンは大方そうじゃないでしょうか。「耳タコ」という点それ以外の部分でこの話を聞き眉間にシワが寄るのは、いろんな角度から何度もショボさを強調され続けている当時のテイチクレコード関係者くらいではなかろうかと思います。


しかしながら、そのように同じネタをしつこく使い回す彼らが一つだけ軽率にネタにしない”苦労話”があります。それは他でもない「メンバーの脱退」です。

まあこれは私の記憶や遡りが甘い点もあるかもしれませんが、私が知る限り、彼等は「デビュー一年目にメンバーが離脱したこと」を積極的にメディア等で口にしたことはないように思います。8周年のときに当時の状況を少しだけ話してくれはしたけれど、その媒体はテレビでもラジオでも雑誌でもなく、イベント会場でしか買えない…つまり彼らのことをよく知っているファンしか手に取らないであろうパンフレットの中でのことでした。
 
勿論当初は偉い人からそのことについて口にすることを固く禁じられていたのかもしれません。でも、その後だって折りを見て先の苦労話の一環として話しをし世間に苦労しましたでも頑張りましたアピールをしようと思えばいくらでもできたはず。だって「8人グループで”エイト”という名前をもらって漸くデビューしたその1年目に一人が離脱して7人になる」って、記者会見がレコード会社の屋上だったことより衣装がペラペラだったことよりPVをちゃんと撮ってくれなかったことより、グループとしてはるかにヘビーじゃないですか。そしてそれを経て頑張った彼らもちゃんと存在している。事件のインパクトも相まって、やりようによってはいくらでも興味深いものに仕上げられる素材です。

でも、彼らは決してそれをしようとはしませんでした。



「デビュー間もない時期にメンバーが不祥事を起こして抜けた」という事実において、やはりどう考えても7人は迷惑をかけられた側=被害者で、抜けた一人は迷惑をかけてしまった側=加害者・悪者という構図になってしまうように思います。
詳細やその前後の事情を知らない人であれば余計に、その上辺だけを見て容易く善悪をジャッジしてしまうでしょう。
わたしはエイトが7人になった後で彼らのことをそして当該事件の詳細をちゃんと知りそして好きになりましたが、その過程はもちろん今に至るまで、内くんに対してただの一度もネガティヴな感情を抱いたことはありません。何故なら、彼らがただの一度も内くんのことをネガティヴなものとして口にしたことが無かったからです。
そう、そもそも彼らは内くんの去就については勿論彼についての事柄を公の場で口にすることはほぼありませんでした。それは一見するに隠蔽とか無かったことにしているとかそういう風に思われるかもしれませんが、まったくもってそうではなく、むしろ彼らはその一人のことを本当に大事に考えているからこそ頑なに無言を貫いているのであろうことは新参者の自分ですら想像に易かったし*1
、それは2007年8月5日に確信に変わりました。

それから時は経ち。
彼らは相も変わらずそのことについて詳しく明言・言及をすることはしないまま、なんとなくここまで来てしまいました。それ故に未だに可能性を信じている人もいたりするのだろうけど、あまりにも頑な過ぎて、ある意味タブーみたいになってしまった感も否めません。
とはいえ、飽くまでも私の私見ですが「”エイト”と名乗りつつ七人である」ということは、エイトのアイデンティティ…とまでは言わないけれど、彼らを情緒的に見せている要素の一つではあると思います。そしてそのコアな部分に関して今もなお誰一人として必要以上に触れようとはしない、ということも。

でも…どうなんでしょうかね?いつかその顛末を全て明け透けに、世間のお涙を頂戴すべくテレビやラジオや雑誌等で能動的に話したりする日が来ちゃったりするんでしょうか。そのとき私はまだエイトのファンでいるのかな。どうなんだろう。

けどな〜、前述したパンフレットの中で錦戸亮が「(この話をするのはこれが)最初で最後」ってハッキリ言っちゃってるからなぁ〜。




そんなことをふと考えたりした2016年の8月5日…の次の日のお話でした。

*1:村上「オレらがちゃんとやることをやってれば戻ってこられる…だから戻りやすい状況に持っていかないとと思ってた」 安田「コイツがグループに戻ってこれる場所を作ろう」 大倉「オレは戻ってくると思ってた…からオレらは死ぬほど頑張らないとって」…2012年のDear Eighterより

関ジャニ∞リサイタル真夏の俺らは罪なヤツ初日について綴る。

前回の記事は約半年前。
大倉くんがいなかった公演についてのそれが長らく最後となっていましたが、漸く「続き」が綴れそうだなと思いはてなにログインした次第です。

過去記事でも分かるように、わたしは昨年のリサイタルに関してはどちらかというと好意的ではなかった。ので、去年の時点では「来年もあるなら無理して行かなくてもいいカナまあちょっと申し込んでもし当たったら行こうカナ」程度のテンションではあった。
ですが、その後に起きたあれこれの所為でそうもいかなくなってしまった。


ここ数年ドームツアーの最終日にはほぼ入れているので、その最終公演を一応一年の区切りにすることが習慣になっていた。その後二、三日は「終わった気がしないな〜」と思うものの、暫く経つといつも”終わった”実感が湧いてきてそれを噛み締めた上で次の報せを楽しみにする…という流れがここ数年続いていた。
それなのに、元気が出るLIVEの最終日に大倉くんはいなかった。関ジャニ∞が六人だった。例年のように区切ろうと思っていたのに、行ってもまったく区切れなかった。区切れないまま時間だけが過ぎていってしまった。
そしてそれは当該公演のDVDが発売されてからも続いた。むしろ、あの日に感じたもやもやしたものが時間と共に徐々に薄れてきたにも関わらず、あのDVDの所為でまた当時と同じ濃度で沸き上がってしまった。

自分の中にしつこく居座る”元気が出るLIVE鬱”という「元気」と相反するこの状況を終わらせるにはどうしたら良いのか?もうこれは、新しいライブで無理矢理にでも上書きさせるしかないのだろうという結論に至った。贅沢を言えば同じ京セラドームのコンサートで上書きするに超したことはなかったけど、今年もドームツアーよりリサイタルが先に来てしまったので致し方ないなと全力で初日を第一希望にして申し込んだ。
ま、ドームという大規模な会場をまわるコンサート、その最終公演を休み6人でコンサートをさせてしまった挙げ句それがDVDとなって残るという前代未聞の事態を巻き起こした大倉くんが、どんな気持ちどんな顔でステージに上がりまた第一声どんな言葉を客席に向けて投げるのか興味があった。悪い意味じゃなくてね。どういう風にその場所に居るのか、その一挙手一投足を見たいっていう単純な欲求もあった。
兎に角、初日にはどうしても行きたかったのだ。



で、念願叶って行ってきました。








客電が落ち、エイトエイターOh!が流れ出す。そして上手から出てくる関ジャニ∞の面々。
「大倉くんいるかないやいないわけはないでもあの日だっていないなんて思ってなかったのにいなかったんだからいないことだってありえないわけはない…」と思いながらステージ上の出口を眺めていたら、大倉くんが普通に出てきた。本当、普通に。


一曲目の罪と夏の最中は「あぁ…ちゃんと7人全員居る……」という、当たり前の光景にひたすら感極まっていた。1月17日以前はまさかそのなんでもない状況に対しこんなにも感慨深くになるなんて思いもしなかった。

二曲目の「一秒KISS」のイントロが流れると会場からすさまじい悲鳴と歓声が上がった。
良いメロディに迫力のあるダンス。ファンからの人気が密かにずっと高かったこの曲。念願の再披露。それなのに、今回二番以降はトロッコに乗ってお手降りに徹し出すんだぜ…それこそがまさにナイナイナイナイだった………。

で、三曲目の「キングオブ男!」。
最初七人が後ろ向きに立っているその様を見て、あの日、一曲目だったこの曲の最中いくら探してもステージ上に大倉くんがいなかったことを鮮明に思い出した。加えて、その後発売された当該ツアーのDVDのパッケージを見てショックを受けたことも同時に思い返された。前述した”元気が出るLIVE鬱”がこの曲の前奏で一気に押し寄せてきた。
でもこの日、七人全員でキングオブ男!を歌っているのを見ているうちに、その鬱々とした感覚がサーっと消えていくのを感じた。
あの日二人だけだったすば亮の落ちサビ前でちゃんと三人いるのをこの目で見た時に、漸く憑き物が落ちた感じがした。

数曲歌った後、メインステージで一人ずつ挨拶。
直前のすばるくんから「他人よりちょっとお腹が弱い」と紹介されて大倉くんの挨拶へ。
第一声は「どうも〜チョーヘイソクで〜す♪」だった。会場は爆笑。
でも、その直後に例の出来事を軽く笑いにしてしまったことに対してボソボソ何か言いつつ反省していたり、自分のお腹に「元気ですかっ?」と聞いているのを見て、なんか「もう、いっかー。」と素直に思えたのでした。



…とりあえずここでこの文章は〆ますが、リサイタルの本編にはまだまだ楽しい&グッとくるポイントが多々あったので、その点についてはまた別の機会の別の記事にまとめようと今の段階では思っていますが、どうなるのかは正直分からないです。ケセラセラです。




詰まるところ、やっぱり関ジャニ∞は七人全員いなくちゃだめだよね!ということを再認識したというお話でした。

2016年1月17日の出来事について綴る。の続きを綴る。の続きを綴る。

2016年1月17日の出来事について綴る。の続きを綴る。 - 暇記

↑の続き。
勝手に仕上がれの後、例によってすばるくんが喋り出す。

すばるくんの挨拶の詳細は検索をかければ山ほど出て来ると思うので割愛して、さらに以下はほぼ事実ではなくほぼほぼフィクションであるということを前置いておく。


件の挨拶の中ですばるくんは「六人だろうが七人だろうか八人だろうが関係ない」と言った。
最初に聞いたとき『んなアホな関係あるし六人よりも七人がいいに決まってるじゃないか』とちょっと凹んだ。
さらにその後「今日は六人だけど、そんなことは関係無い」ってまるで追い打ちをかけるように。
『関係あるよ…ただでさえつらいひとたちに向かってなんてことを言うんだろう』と思った刹那、すばるくんの言葉が止まり「今日は悲しい思いをした人はいると思うけど…」と言いながらその大きい目に涙をいっぱい浮かべ出した。

会場内を回るとき(いわゆるファンサタイムってやつですね)、すばるくんはいつも口角をちょこっとあげてどこを見るともなく客席に向けてゆっくり手を振っている。そのやり方が良いとか悪いとかじゃなく、それが彼のポリシーなんだろうし、個性だ。
そんなすばるくんが、明らかに大倉くんのファンだと分かる子に対して笑顔で力強く手(というか団扇)を振っていた。それも何度も。
大倉くんのファンがすばるくんに手を振られて果たして嬉しいものなのか…ってそんなもん嬉しいに決まってる。嬉しくないはずがない。わたしにも振ってほしかった。

大倉くんを好きな人たちが今この会場にどんな気持ちでいるのか、すばるくんはちゃんと、分かり過ぎるくらいに分かっていた。そしてその人たちが…いや、その人たちだけじゃなくて、今日ここに居るすべてのひとに今日のコンサートを悪い思い出にして欲しくないし絶対にそうはさせないという気概をコンサートのあらゆる場面でひしひしと感じた。それはもちろんすばるくんだけじゃなく、六人ともが一様にそうだった。
たとえ六人だろうが七人だろうが八人だろうが、関ジャニ∞としてこの場に立っている以上自分たちは自分たちのコンサートに来ている客を一丸となって全力で楽しませなければならないというアイドルとしてのプライドが、すばるくんにああいう言い方をさせたんだと思う。
でも、やっぱり楽しめなかった人はいる。その人たちを楽しませられなかったことが、本当に悔しかったしつらかったんじゃないかな。

そもそも、人数が関係なくないこと…突然大倉くんが居なくなるということがどれほどのことか、それを会場で一番実感しているのはきっとエイトの六人だったはず。
明らかに気負っていたり、いつになく笑わせようと努めていたり、一切茶化そうとしなかったり、普段間違えないところで間違えたり、徒に浮き足立っていたり…いつもと違うところはこの二時間で山のようにあった。関係ないわけないよね。居なくなって大丈夫なはずがない。それなのに一瞬でも疑ってしまって本当に申し訳なく思ったし、それより何よりわたしにも手を振って欲しかった(2回目)。

挨拶の最後の方で目を真っ赤にしながら「七人でさらに強くなって立ち続けるから、また絶対に来て」とすばるくんが言っていた。
そうだね、さらに強くなったエイトを見にまた絶対に来なくてはいけないだからチケット(以下略)


アンコール。いつも大倉くんと一緒に気球に乗ってる安田章大(31歳)の隣には錦戸亮(31歳)が。これについては無邪気に喜んだ。
だって三馬鹿と山田と同じくらい、みんなヤンマーのことも大好きでしょう?


そして最後の「元気が出るSONG」へ。
この曲はメンバー一人ひとりが作詞作曲をしていて、自分がつくった箇所はその本人がそれぞれ一人で歌うことになっている。大倉くんが作詞作曲をした部分を今日はいったい誰が歌うのだろうかと思っていたところ、メンバーからお客さんみんなで歌うことを提案される。
イントロが流れ、いつも通りヤスくんから歌い始める。その次に歌うのはすばるくん。その手には大倉くんの団扇が。
「7つ根っこで引っ張り合って」「これからだって10年後だって」と、団扇の大倉くんに呼びかけるように力を、気持ちを込めて歌うすばるくんに胸が熱くなった。
すばるくんに続きヒナちゃんが歌い出す。
いつもこの曲ではメインステージを横に広く使い、それぞれが数メートルごと等間隔に並び最初から最後まで同じ場所に立って歌っていたので、モニターに抜かれたところでその横に誰かが映りこむ筈も無かった。それなのに、この日モニターに映ったヒナちゃんのすぐ横にはなぜかヤスくんが。
ふと気づくと、両脇の五人が真ん中に立っているすばるくんのもとに集まってきていた。
広いメインステージの真ん中で小さくギュッと固まったまま、歌い続ける六人。ああこれはわたしが好きなエイトだ。今とてもすてきなものを見させてもらっているなあと思う一方で、この場に大倉くんが居ないことがやはりものすごく寂しかった。
「思い出の欠片を集めて夜を明かそう くだらないことでもいいよ ボクらにだけ解ればいい」という歌詞を、まるちゃんは「今日の日の出来事いつの日か皆で話そう くだらないことじゃないよ ボクらにだけ解ればいい」と替えて歌っていた。今日のことを七人で笑いながら話せる日がきっと来る。
そしてまるちゃんの次には大倉くんのパートが。事前の提案通り会場全員で歌おうとするものの、あまりにも音程が低過ぎて客の声が出ないというおもしろ現象が起きる。それに気づいたすばるくんが途中からオクターブ上で歌って導こうとするものの、皆が皆そんな臨機応変に対応できるわけもなく。…なんでこんな低い音程の曲を作ったんやと病床の大倉くんに文句を言いたくなった。
その大倉くんのパートは「支えるから」という歌詞で終わる。何とか最後まで歌いきったあと、団扇の大倉くんに向かって「支えるよ〜」と声をかけるメンバーたち。「”支えるから”ってお前のことやったんか!」と笑いながら皆で突っ込むこの優しい光景を、大倉くんにも見て欲しいなと思った。

途中、七人が順番に「ずっと一緒」と言い繋ぐ箇所がある。この曲が世に出た当初から、この”ずっと一緒”には度々気を揉んで来た。
この世が諸行無常であることは自明の理である。絶対的なことなんてまるで無く、日々は常に不確かだ。彼等が身を置いている芸能界そしてアイドルの世界も勿論例外ではないどころか、よりそれが顕著であることはその世界と何の関わり合いもない一般人のわたしにだって分かる。
そんな彼等が口にする「ずっと一緒」という言葉。
何と何が如何様にして”ずっと一緒”なのかそしてそれはいったい誰に向けての言葉なのか、漠然としているが故に湧き立つなんとも言えない心許なさ。
経年と共に人の気持ちや状況なんて容易く変わってしまう。同じ曲の中で「この時間が永遠に続けなんて願わない」と歌っている彼等は、端からそんなことは無理だと解っているのかもしれない。それでも、せめてこれだけはそうあって欲しいと祈るような気持ちで自己暗示をかけているかのようにすら思えて、聞くたびに悩ましかった。 
その言葉を、この日彼等は笑顔を浮かべながら大倉くん(の団扇)に向けて歌っていた。
聞く度に憂わしく思えたそのフレーズが、驚くほど力強くそして自然と耳に入って来た。漠然としていたものが瞭然となり、この言葉の、この曲の実質がようやくちゃんと理解出来た気がした。

「いつか永遠と呼べるまで」という歌詞でこの曲は終わる。その最後を「お大事に」と替えて歌う錦戸さん。そんなんされたら笑うしかないやろ。
決して明るくはない曲調と歌詞、タイトルの不相応さを鼻で笑ってすらいたこの曲は、紛れもなく「元気が出るSONG」だった。
でも、これを聞いてこの地球上で一番元気が出るのは間違いなく大倉くんだろうから、どうにかして聞いてはやく元気になってもらいたいなと思った。


大きな拍手を送るくだりでは、子供、親御さん、男、スタッフそして京セラドームに加えて大倉ファンにも拍手を送ってくれていた。そして恒例の手繋ぎでは、大倉くんも団扇で参加させてもらっていた。
最後、普段は七人が横並びになっているその両脇から扉が閉まっていき最終的に真ん中に立っているすばるくんの目の前で扉が閉まり公演が終わるのだけれど、この日は皆が真ん中に集まってドアが閉まるのを待っていた。勿論そこには大倉くんの団扇もあった。…どこにでも現れるこの団扇。この日世界で一番多用された団扇は、間違いなくこの大倉くんの団扇だったであろう。


ダブルアンコールを求めるエイトコールに呼ばれて六人がステージに出てきた。
「どんなん欲しいの?」「大倉が欲しいの?」って、そりゃまあそうだけど。
久々のダブルアンコール、いったい何をするんだろう…と思っていた最中、メンバーからダブルアンコールには応えられないとの報告。ブーイングにも似た声が上がる。
曰く、大倉が居ない状態ではやれない。自分たちも納得出来ない。やらないのが男の美学だ、と。
…この点については賛否両論があったのは何となく把握している。
正解なんてない。それぞれの思うことがそれぞれに正しいんだと思う。
わたしはといえば…確かにもう一曲聞けるのかなという淡い期待もあった。単純に、一曲多く聞けた方が得だしね。
でも、大倉くんが居ないエイトは飽くまでも不完全であって自分たちが納得出来る状態では決してないということを明言してくれたのは正直嬉しかった。”大倉が居ないと俺らはダメなんだ”って言われて、大倉くんのファンとしてガッカリなんてするわけない。だから絶対にダブルアンコールをやらないと決めた彼等の答えをわたしは素直に受け入れた。
そして、六人のコンサートが終わると共に関ジャニ∞の元気が出るLIVEツアー全公演が終了した。


”大倉くんの不在”を物理的にも精神的にも必死に埋めようとしていた六人のコンサートは、良くも悪くもすさまじかった。
キュウソネコヲカムではないけれど、危機に直面してはじめて生じるものは確かにある。わたしが今体感しているこの「すさまじいこと」は大倉くんが居ないからこその産物なのだろうか、大倉くんに何も起こらずいつも通り無事に滞り無く行われていたコンサートとどちらがすごいものになったのだろう…とどうしようもないことを延々考えあぐねている中でヒナちゃんから発せられた”こんなことが無くても僕たちは固い絆で結ばれている”という言葉は、本当に救いでしかなかった。そして、大倉くんがいない六人のコンサートは、すさまじかったけど決して万全でも完璧でもなかった。大倉くんは彼等にとって絶対に必要だった。それを露呈しながらも全力で臨む六人の姿は本当に感動的だった。




とはいえ、今回のコンサートをもう一度見たいか?と聞かれたら答えは全力でNOである。
あんなコンサート、もう二度と見たくない。

今回双眼鏡をほとんど覗かなかった。わたしがあの重い双眼鏡を覗いてまで見たいものは、思いのほか限られているんだなと思った。
自分が見たい人の見たいものを見るつもりで来たのに、それがそこに無いという戸惑いと虚無感。途中「何を見たらいいのだろうか…」となった瞬間が何度かあって、そんな自分に吃驚した。

死人扱いに『ウッ…』とならなかったといえば嘘になる。脱いだあと傍らに置くでもなくスタッフに渡すでもなく、大倉くんの衣装を客席に投げたのには正直引いた。歌の後に言っていた”歌ってると(歌詞が大倉くんを連想させて)笑けてくる”という言葉には笑うどころか真顔になった。
そんなことでいちいち腹なんか立てないし、引き摺ったりもしない。ただ、この場に大倉くんが居たならば彼らもこんなことはしなかったし言わなかったし(ダブルアンコールもあっただろうし)、わたし自身もこんな思いはしなかったのになと思うと、また余計に大倉くんの不在を痛感させられて堪らなくなったのでした。

金輪際あんな寂しくてつらい思いはしたくないし、他の誰にもして欲しくない。エイトのコンサートはやっぱり"楽しい"で飽和されるべきなのだ。


…要するに、やっぱり関ジャニ∞は七人全員いなくちゃだめだよね!というお話でした。
仕事復帰おめでとう。