暇記

カキーン

2024年の関ジャニ∞とSUPER EIGHTについて綴る。

あと数時間で2024年が終わります。
ま、今年はエイト的にいろいろあったのでちょっと諸々残しておこうかなと思い、大晦日にパソコンを立ち上げた次第です。


2月、改名の日。
グループ名、変わるのか。そうか、変えなきゃいけないのか。別にさー、変えなくてもいいんじゃない?でも変えるって決めたのは本人らだし。でもさぁ…みたいなことを日々ぐるぐる考えつつ、なんか全然現実味がないまま当日を迎えたような。
公になるまでは極一部の人しかそれを知らなくて当たり前に旧名称で周知されていてそれ以外見当すらつかないのに、公になった瞬間からそれを当たり前にしなければいけない感じが、なんか元号が発表される時みたいだなと思いながら配信を待機していたことを覚えている(まあ令和は一ヶ月の猶予があったけども)。

発表の瞬間は…なんとも言いようのない感覚だった。
無駄に仰々しい感じと、当然のようにそう名乗る自分達に全然しっくり来てなさそうな5人と、あー本当に変わってしまうんだっていうショックとで、内も外も混沌が極まり、なんていうか、もうケセラセラでしかないよねって感じだった。
だって19年間、彼らはずっと「関ジャニ∞」だったわけですから。そりゃもう、どうしようもないことはある。

暫く経って、「エイト」は残るんだーそれなら呼び方はそのままで大丈夫だなとか、でも「∞」は無くなっちゃったんだね寂しいなとか細部に目がいくようになったけれど、改めて考えても、いろんな可能性の中で考えうるものの中ではベストといっていいくらいの名称だったように思う。
ただ、歌番組のテロップとか事務所のグループが一緒くたにまとめられた所に放り込まれると、一気に見つけにくくなってしまったなというのは、度々実感します。本当、見つけやすかったなー「関ジャニ∞」。

改名後すぐに行った「らふらふ」。初回、すっごい辺鄙な場所だったな…。
漠然とした不安が消えない日々の中、二人から直接「安心」をもらった気がして、ありがとうの気持ちを込めてその日にパープルMを注文しました。


春はまるちゃんの舞台とヤスくんの舞台を見に東京へ。
ハザカイキは、よくあの時期にあの事務所所属のまるちゃんにあの役やらせたな〜と。面白かった。
あのよこのよは、見終わってみればタイトルのまんま。
大事な人が亡くなる度に生きることと死ぬことその境目について考えてしまうけれど、観劇後にそんなことをふと考えさせられるような舞台だった。そしてまためっちゃ泣いた(私はヤスくんの舞台を見に行くと大概いつも大泣きしてしまう)。


5月。
らふらふ2回目。開業前のKITTE大阪に入れたのが地味に嬉しかった。
公演自体は前回同様楽しいかつ平和な時間で、二人のことがより大好きになる空間。また行きたいので定期公演でよろしく。
京セラでWE AREを。
アリーナの花道真前というエイトでもあまり座ったことないような席だったのですが、とにかく山田くんと道枝くんの造形が綺麗で自然(発)光がすさまじかったことはハッキリ覚えているものの、まあステージの端から端まで豪華だねっていうことと、フロート上の大倉くんの手の振り方まじで貴族みたいやなっていうことと、何よりエイト出番少ねえなっていうくらいの感想しか個人的にはなかったっスね。


6月。EIGHT JAM FES。(追記)(すっかり忘れていた)
3日間共参加しましたが、3日間とも実に良い公演で、こんな良い催しの主催者が他でもないエイトなことが実に誇らしかった。
対バン相手もゲストの方も、お互いに敬意を払いつつ愛情を持っているのが随所に感じられて、長丁場なのにまったく温度が下がらず参加できた。
最終日、ヨコがいつになく充実しているのが見てとれて、デビュー20年目にしてこんな光景が見られるとはと思ったりしました。


7月。
あまりにも大倉忠義としてのソロ仕事が無い自分のファンを不憫に思った(予想)大倉くんが、大阪と東京で急遽ソロイベントを開催してくれることに。
イベントが決まった時から、「もう今年はグループのツアーに当選しなくてもよいので、これだけは是が非でも行きたい…そうたとえ金を積んででも*1……」とは思ったものの、事前に絶対に本人確認をする旨アナウンスがあったことから、自分の名義でしか入場できないことが明らかになったので、「こればっかりはもう完全に運だから、今回は行けなくても仕方ないな……でも!絶対に!行き゛た゛い゛!!!」という遣りどころの無い衝動の捌け口として、とりあえずひたすら(金ではなく)徳を積もうと、仕事でも私生活でも当落日まであらゆる人のお手伝いをしまくったのであった。その結果(?)無事希望の公演が当選したから良かったものの、もし落選していたらその期間に自分が手伝った分と同等の見返りをその相手に求めてしまった虞が十分にあるので、ただ単に「なぜか快く手伝ってくれたいい人」で終わって本当に良かったと思う。
イベントについての詳細は別に記したので割愛。
ただ、普段は団扇も公式のものしか持たず所謂ファンサービスの類にもさほど関心がない自分でしたが、帰り際に自分がしていたジェスチャーを大倉くんに真似されてかつ声までかけられた時は、完全に現実と虚構があのよこのよ状態になり今すぐに絵でも描けそうな感じにはなりました。
あー本当に行けて良かったなーーー。


8月。アリーナツアー開始。
SUPER EIGHT名義での初のツアー。私は愛知と新潟と札幌へ。静岡は台風で中止に。
公演時間が思ったより短いとかバクステが無いとかトロッコが無いとかいろいろ思うことはありつつも、アルバムの曲をほぼ(※全曲ではない)聞けたことと、ジュニアがついていないので純粋に5人を見たい人しか客席にいないことと、何より5人がどの公演でも楽しそうにしていたので結果的に良かったと思う。
とはいえ、一点。
愛知初日に気狂いがステージ上に上がって大倉くんに暴言を吐いた件については、その後のエイト側のリカバリーが秀逸過ぎた点をもってしても総括の「良かった」には決して包含は出来ない。
気狂いが悪いのは当然として、あと500円チケット代を上げてもいいから、ステージの上下内外にいる数多いる警備のスタッフさん達はちゃんと自分の仕事を全うしてください!金もらってんねやろ?!と切に思いました。


9月。KAMIGATA BOYZ。
WE AREで懲りたので申し込み自体遠慮したものの、公演日直前に誘っていただいたので全国デビュー日というのもあってふらりと長居競技場へ行ってきた。
事務所がああいう状況の昨今、せめて西の秩序だけでもなんとかしようとする大倉くん及び現所属タレント達の気概がめちゃくちゃ伝わった。関西のグループが全て漏れなく好きな人にはたまらんイベントだったはず。
記念すべき全国デビュー20周年の日を、後輩達に祝ってもらえて5人も嬉しかったんじゃないかな。若干申し訳なさそうではあったけども。
個人的には、それまで別段気にも留めなかったWESTの小瀧くんのアイドル姿がかなり良かったののと、歯が多いことでお馴染みの重岡くんの話の長さが印象に残った。


11月。アリーナツアー最終公演。
終盤、「勝手に仕上がれ」をまるっとやり切った後に、ヤスくんがまだ物足りないとばかりに客に「まだ歌いたいー?」「やり直すー?」と客に問い出し、四人もヤスくんに合わせるようにミーティングをし出し、結果的にもう一度最初からというかその前にやっていた「ハライッパイ」の終盤に戻って、また普通に「勝手に仕上がれ」をやりだしたのが最高に面白かった。面白かったし頼もしかったし、めちゃくちゃ格好良かった。
比較的明日のことは気しないでも大丈夫なオーラスらしい特別でいい公演だったけれど、既に1回目の勝手に仕上がれの時点でヘトヘトだったためやり直しに若干不安そうだった大倉くんが、ヤスくんに「大倉が明日のことを気にしている!」と何故か理不尽に責められていたのがかわいそかわいかったです。

月末はスカパラ甲子園へ。
主催者のスカパラもそしてゲストの方たちも全員漏れなくすごい人たちばかりで、その中にエイトもいるのが夢のようで誇らしかった。
35年もの長い間続けること自体なかなかできないすばらしい偉業。それに相応しいすばらしいライブでした。
今現在、U-NEXTで配信されているので見られていない方は是非ぜひ。


12月。ドームツアー開始。
まだツアー中なので詳細はアレですが、あちこちで言われているように、完全にファンの夢・妄想・走馬灯全マシ大盛りのようなセットリスト&空間で、うれしい!楽しい!大好き!以外の感想がありません。
感動した場面は山のようにあるにはあるのですが、初日、特に印象的だったこととしては、5ヶ月前には「関ジャニ∞」の終わり方に納得がいってなさそうだった大倉くんなりの「関ジャニ∞」の成仏のさせ方をちゃんと見届けられ(見た瞬間自分でも驚くほど心臓がギュッとなったけど)、本人の「成仏できた」という言葉を直に見聞できたことですかね。
あと、14年前の、バクステの彼らを見ようとする度にそのまばゆさに(物理的に)目がつぶれそうになった思い出が一気に蘇ってきた箇所があり、17年も見続けているとこんな種類のエモさもあるのか…と眩しがりながら未曽有の感動を覚えたことも印象的だった。
その他の、あれやこれやのことはまた別の機会に。


記念すべきデビュー20周年の前年からああいう事情が勃発して、自分たちの名前も変えなくてはいけなくなり、実際に決まっていた仕事も無くなった的なことを言っているメンバーもいたし、「もし」の世界線だったら多分もっと違った20周年だったのかもしれない…と思わないこともないけれど。
でも、あの奇跡のような東京ドーム公演を見た後だからこそ「ま、総じて楽しい1年だったかもな」と思わないこともない。
この年の瀬に、素直にそう思わせてくれてありがとうございますSUPER EIGHTの5人さん。


改めて、デビュー20周年おめでとうございます。
来年もエイトにとって良い一年になりますよう心より願っております。
では、よいお年を。

*1:私は年中定価至上主義です!