暇記

カキーン

ちょっと前のことを思い出しながら綴る。

そうそう、twitterのアカウントが使用不可になってしまったんですが、ヌルッと別アカウント(@unite_u_)に移動しているので大丈夫です。
相変わらず諸々の通知は切っているのでフォロリムミュートブロックRT引用RTなんでもござれですが、巻き込みリプライだけは他の方に迷惑がかかるので遠慮させていただきます。



で、今から数時間前に私の担当様で有らせられる関ジャニ∞大倉忠義さんから「クリスマスイブにクリスマス会でもしない?」的有り難過ぎるお誘いを頂戴しものすごくピュアに感銘を受けてしまったので、心が動いたこの勢いに任せてちょっとここ最近の諸々を書き留めておこうかなと思い久々にメモ帳を立ち上げてみたのであります。
さてどこまで遡ろうかなと考えた結果、やはり5人の関ジャニ∞が始動しだした新曲解禁の頃からだよなーと暫しの間、遡及。



…そうそうそう、関ジャニ∞が5人になってからのはじめてのシングル「友よ」の発売が発表になったのは、台風19号接近によるドリームフェスティバル中止の暗雲がまだまだ散り切っていない10月14日のことだった。


ここ数年、シングルは通常盤・初回盤・○○盤の計3種の形態が多く当初今回もそうだったので、減ったメンバーのファンはおそらくCDを買わなくなるであろうに発売形態がいつも通りとは結構強気だな…と思ったのも束の間、翌日の15日にもう1種「セブンイレブン盤」が追加された。
セブンイレブン経由でしか入手できないものに最も求心力が高そうな映像を付けるってセブンイレブンに恩売りすぎではと思いながらも、近年には記憶にない「4種」形態に「今回はそれなりの売上枚数が出ないとやばい」ということを秒で察した。

ファンになった当初からだいたいいつも全種+気が向いたら何枚か買い足すといった感じでソフトの類は購入しているけれど、それは飽くまで私個人のスタンスであって、それを他人に強要することはしないしできないし逆もまた然りである。


今から4年前…音楽特番における「無責任ヒーロー」の歌唱頻度が半端なかったころ、「無責任ヒーロー」が持っている売り上げ枚数の最高記録を「キングオブ男」で塗りかえようという動きがtwitter上でにわかに起きた。

そりゃ発売から数年経過した後に突如として歌われ出した不自然さとその頻度には私もそれなりに閉口はしていたけれど、無責任ヒーロー自体にこれといって悪感情を抱いていることもなし、仮にもしここで「キングオブ男」が無責任ヒーローの記録を更新したとしても、数年後の末路はおそらく同じになるのではなかろうかという思いもあり、その濁流のような流れに少々辟易してしまった…ということがあった。

もちろんCDが売れるに越したことは無いし私自身も売れて欲しいからこそ当たり前のように毎度全形態買っていた。しかしながら、本人達も複数枚買わねばならないファンの懐具合を必要以上に気にするだけで、以前ほど「CDを買ってくれ」的なアピールも無くなり、CDをたくさん売りたいんだか売りたくないんだかよく分からなかった上に前述の一件もあったため、私自身あまり積極的な宣伝等をオフラインを含めてしないようにしていた。
こちらが必死にならずともCDを出せばいつもなんとなく20万強は売れ、毎年当たり前のように音楽番組からお声がかかり、そして年末恒例紅白歌合戦にも出られる。
それはこれからもずっと、変わらないと思っていた。

そうやって思い切り平和ボケしていた中で起きた二年続けてのメンバー脱退。
変わらないことなんて何一つ無いし、何事も当たり前などでは無いことを改めて思い知った。


毎年11月の中旬頃、紅白歌合戦の出場者が発表される。
十五祭以外に周年イヤーらしい活動もしていないし、何より昨年に続いて起きた”もしかして二度あることは三度あるんじゃ”的脱退劇。加えて、デビュー間近の二組をはじめ半ば飽和状態で犇めき合う数多の後輩たち。正直今年は紅白に出られないかもしれないなと思っていたのだけれど、無事出場できることが決まって本当に嬉しかった。それこそ初めて紅白に出た2012年の時と同じくらい。

ジャニーズ事務所からは5組。そしてその5組は、事務所内のCDの売り上げ枚数上位5組であるということを知る。
5番目以内に入らなかったsexyzoneは落選。なんて分かりやすく、そしてシビアなんだと思った。

紅白落選に対するsexyzoneファンの方々の沈痛な様子及びこの事務所の冷淡過ぎる仕打ちを見て、”ファン”としてできることっていったい何なんだろうなぁと改めて考えた。
もちろん最優先事項は、必ずエイト陣営に届く形でお金を使うこと。むしろそれに尽きると今までは思っていた。
しかしながら、売上枚数一辺倒だったオリコンとは異なりSNSでの発信頻度や動画サイトの再生回数、サブスクリプションの再生回数も評価として計上される新たなチャートが台頭しだし、その指標が何ら特別なことではなく極々当たり前なものになっていくと共によりいっそうCDが売れにくくなっている昨今、彼らが大っぴらにそれらを使えないからこそ、そうじゃない立場だからできることがあるんじゃないかと思い至った。

もちろん不本意ではある。
おたく活動なんて水面下で、御本尊様はもちろん無縁の一般人にも目の届かないところで伸び伸びとタグなど付けずにタガを外してやりたいというのが本音だし、実際自分は長年そういう感じでやってきた。
でも、時は流れいつの間にかそうもいかなくなってしまった…という点を理解すると同時に、もう根本的な自分自身の考え方を改めねばならないのだなと覚悟し、ついに腹をくくったのであった。




…続く。