暇記

カキーン

関ジャニ'sエイターテインメント「ジャム」ツアーのアンコールについて綴る。

【純情恋花火】
3年前に行われた”十祭”というイベントの本編最後の曲が、この純情恋花火だった。
おそらくあのイベントを見た人にとって、この曲は言わば十祭そのものだったんじゃないかなーと思う。
楽しい記憶はもちろん、そこはかとないもの悲しさとか儚さとか(曇天とか豪雨とか透明なレインコートとか何の意味もなさない放水とか)、この曲を聞くたびにあの夏がいつも決まって思い起こされた。
でも、この曲を十祭だけのものにしておくのは勿体ないなと思ってはいた。いい曲だしね。
だから夏のツアーに託けて、今回またこの曲を聞くことができて良かったし嬉しかった。十祭の哀愁がまるっと上書きされることは決してないけれど、「純情恋花火」から思い出される楽しいことが確実に増えた。例えば…

・所作が演歌歌手ぽい錦戸亮…「亮ちゃん、”和”の感じになるとテンション上がるよな!by忠義」というこの宇宙の真理 
・袖で口元を隠して婦女子から悲鳴を頂戴する村上信五…一番最初にこの仕草を見せた8月14日、悲鳴や歓声も勿論ありつつ「なんで唐突にこんな艶っぽいことを…?!?!」という戸惑いもあって、客席がカオスと化していたのが印象的だった。
・そんなヒナちゃんのマネをする大倉忠義(&錦戸亮)…歓声盗取という行為があることを今回初めて知った。セコいぞ! 
・間奏でジュニアのマネをして可愛く踊る錦戸大倉渋谷&山田そして時々横山…自分の可愛さを重々理解しているすばるくんがかわいく踊る様が本当に狡いなって感じで可愛さの極み男だった。そして頑なに踊らないヒナちゃん…


【パノラマ】
浴衣でパノラマ。なんてジャパニーズな光景…と思いながら毎度見ていた。
この曲はイントロのtornと山田と三馬鹿にキャーキャー言うための曲って感じだったな正直なところ。
それはそうと、Aメロですばるくんが村上大倉両名の後ろで下を向きながらフロートカーに移動していたのはあれいったい何だったんだろう?


【ズッコケ男道】
ほぼ毎年セットリストに組み込まれている所謂鉄板曲。正直食傷気味になってもおかしくないくらいの頻度で聞いてはいるけれど、仮にコンサートでやらなかったらそれはそれで絶対に寂しいだろうなって。
キャッチーだし求心力があるしどんな場所でもこの曲なら戦える、この曲にそんな信頼感と安定感を改めて感じた2017年。これからもずっとやり続けて欲しいなぁ。


【青春のすべて】
青春とは…夢や希望に満ち活力のみなぎる若い時代を、人生の春にたとえたもの(引用元:デジタル大辞泉

青春を過去のものとして振り返りつつそれを「忘れはしないよ」と歌うこの曲を初めて聞いた時に思ったのは、「あゝ、もうエイトにとっての”青春”と呼ばれる時期は、とうの昔に終わってしまったんだな…」ということだった。
そりゃそうだ、と思う。実際彼らは、若さ故の…で諸々が許されるような年齢では既にない。平均年齢33歳の、大人の色気が匂い立つ立派な中年アイドルなのは、紛れも無い事実。
その当時の内実は勿論知らない。でも、東京に焦がれつつ大阪でデビューを夢見て奮闘しデビュー後も考える間など無くがむしゃらに頑張るしかなかったその日々は、きっと彼らにとっての「青春」だったはず。そしてもはやその時代は、彼らが郷愁感を覚えるほどに遠い過去になってしまった…という当たり前のことをこの曲を聞き改めて実感させられて、なんだかとても寂しいなぁと思ってしまったのも、是また事実。

毎回この曲の直前に挨拶をしていたまるちゃんは、いつも「今までファンと歩んだ季節を思って歌いたい」という趣旨のことを口にして曲紹介をしていた。それを踏まえると、「君=ファン」かつ「僕ら=関ジャニ∞とファン」であり、新規参入担降りオタ卒と入れ替わりが目まぐるしいこの環境をものすごくきれいに表現した曲のように聞こえなくもない。
一方、この曲では、歌詞に在る「桜」「春」という単語を連想させるようなピンク色の照明が演出として多用されていた。
あえてなのか、偶々なのか、それは私には知り得ない。作詞した水野さんにそんな意図は微塵もなかったのかもしれない。でも、この光景を見てかつて青春を共にした”8人”に思いを馳せる人がいても別段おかしいことではないなとも思った。

正解が何かなんてことは作り手から提示されない限り分からないわけで、見聞した人が抱いた印象や解釈その全てがそれぞれに正しいのだと思う。そして本当の”正解”がどうであれ、”たとえ今現在「生きる明日」が違っていようとも「僕ら」と「君」はかつて笑いながら同じ青春を生きていた、それは決して消えない事実。そんな「戻らない日々」を「忘れはしない」けど、僕たちはこれからも「君が知らない未来」を生きていく”…と桜色の照明の中で力強く歌う七人の青春のその先にある未来を、もう暫く見ていたいなーと思ったのでした。


【応答セヨ/福岡10日のみ】
まるちゃん初主演映画「泥棒役者」の主題歌。故に全体的にまるちゃんのイメージが強い中、後半すばるくんと大倉くんが二人で主旋律・ハモを少し長めに歌っている箇所がすごく印象に残っている。


【I to U/福岡10日のみ】
ツブサニコイのカップリング。
私はこの曲を発売当時からそりゃもう激推しだった。当時の過去ログを見ると、暇さえあれば&執拗に「ItoUはいい曲」アピールをし続けていた。にもかかわらず、発売年に披露されて以降長らく放置され続け早5年、まさか2ツアー連続で演奏されることになろうとは…。
大倉くんが言ってた「この曲はファンに向けてのラブレター」発言は正直理解しかねますが、8周年10周年と採って頂いたアンケートのおかげなのかその存在を忘れずに汲み取ってくださったその心意気には全力で感謝しつつも、前回のツアーの”TAKOYAKI in my heart in大阪”という美しく秀逸な終わり方に較べて2017年のツアーin福岡を締め括る曲が「I to U」ってそれはそれでどうなんだ?!と思わなくもなかったけど、曲がすばらしいからオールオッケー☆





総括&雑感に続く。
そして、関ジャニ∞全国デビュー13周年&すばるくんお誕生日おめでとうございます!