暇記

カキーン

関ジャニ∞リサイタル真夏の俺らは罪なヤツ初日について綴る。

前回の記事は約半年前。
大倉くんがいなかった公演についてのそれが長らく最後となっていましたが、漸く「続き」が綴れそうだなと思いはてなにログインした次第です。

過去記事でも分かるように、わたしは昨年のリサイタルに関してはどちらかというと好意的ではなかった。ので、去年の時点では「来年もあるなら無理して行かなくてもいいカナまあちょっと申し込んでもし当たったら行こうカナ」程度のテンションではあった。
ですが、その後に起きたあれこれの所為でそうもいかなくなってしまった。


ここ数年ドームツアーの最終日にはほぼ入れているので、その最終公演を一応一年の区切りにすることが習慣になっていた。その後二、三日は「終わった気がしないな〜」と思うものの、暫く経つといつも”終わった”実感が湧いてきてそれを噛み締めた上で次の報せを楽しみにする…という流れがここ数年続いていた。
それなのに、元気が出るLIVEの最終日に大倉くんはいなかった。関ジャニ∞が六人だった。例年のように区切ろうと思っていたのに、行ってもまったく区切れなかった。区切れないまま時間だけが過ぎていってしまった。
そしてそれは当該公演のDVDが発売されてからも続いた。むしろ、あの日に感じたもやもやしたものが時間と共に徐々に薄れてきたにも関わらず、あのDVDの所為でまた当時と同じ濃度で沸き上がってしまった。

自分の中にしつこく居座る”元気が出るLIVE鬱”という「元気」と相反するこの状況を終わらせるにはどうしたら良いのか?もうこれは、新しいライブで無理矢理にでも上書きさせるしかないのだろうという結論に至った。贅沢を言えば同じ京セラドームのコンサートで上書きするに超したことはなかったけど、今年もドームツアーよりリサイタルが先に来てしまったので致し方ないなと全力で初日を第一希望にして申し込んだ。
ま、ドームという大規模な会場をまわるコンサート、その最終公演を休み6人でコンサートをさせてしまった挙げ句それがDVDとなって残るという前代未聞の事態を巻き起こした大倉くんが、どんな気持ちどんな顔でステージに上がりまた第一声どんな言葉を客席に向けて投げるのか興味があった。悪い意味じゃなくてね。どういう風にその場所に居るのか、その一挙手一投足を見たいっていう単純な欲求もあった。
兎に角、初日にはどうしても行きたかったのだ。



で、念願叶って行ってきました。








客電が落ち、エイトエイターOh!が流れ出す。そして上手から出てくる関ジャニ∞の面々。
「大倉くんいるかないやいないわけはないでもあの日だっていないなんて思ってなかったのにいなかったんだからいないことだってありえないわけはない…」と思いながらステージ上の出口を眺めていたら、大倉くんが普通に出てきた。本当、普通に。


一曲目の罪と夏の最中は「あぁ…ちゃんと7人全員居る……」という、当たり前の光景にひたすら感極まっていた。1月17日以前はまさかそのなんでもない状況に対しこんなにも感慨深くになるなんて思いもしなかった。

二曲目の「一秒KISS」のイントロが流れると会場からすさまじい悲鳴と歓声が上がった。
良いメロディに迫力のあるダンス。ファンからの人気が密かにずっと高かったこの曲。念願の再披露。それなのに、今回二番以降はトロッコに乗ってお手降りに徹し出すんだぜ…それこそがまさにナイナイナイナイだった………。

で、三曲目の「キングオブ男!」。
最初七人が後ろ向きに立っているその様を見て、あの日、一曲目だったこの曲の最中いくら探してもステージ上に大倉くんがいなかったことを鮮明に思い出した。加えて、その後発売された当該ツアーのDVDのパッケージを見てショックを受けたことも同時に思い返された。前述した”元気が出るLIVE鬱”がこの曲の前奏で一気に押し寄せてきた。
でもこの日、七人全員でキングオブ男!を歌っているのを見ているうちに、その鬱々とした感覚がサーっと消えていくのを感じた。
あの日二人だけだったすば亮の落ちサビ前でちゃんと三人いるのをこの目で見た時に、漸く憑き物が落ちた感じがした。

数曲歌った後、メインステージで一人ずつ挨拶。
直前のすばるくんから「他人よりちょっとお腹が弱い」と紹介されて大倉くんの挨拶へ。
第一声は「どうも〜チョーヘイソクで〜す♪」だった。会場は爆笑。
でも、その直後に例の出来事を軽く笑いにしてしまったことに対してボソボソ何か言いつつ反省していたり、自分のお腹に「元気ですかっ?」と聞いているのを見て、なんか「もう、いっかー。」と素直に思えたのでした。



…とりあえずここでこの文章は〆ますが、リサイタルの本編にはまだまだ楽しい&グッとくるポイントが多々あったので、その点についてはまた別の機会の別の記事にまとめようと今の段階では思っていますが、どうなるのかは正直分からないです。ケセラセラです。




詰まるところ、やっぱり関ジャニ∞は七人全員いなくちゃだめだよね!ということを再認識したというお話でした。